【60代やってはいけない髪型】おばさんぽくない髪形と手入れが楽な髪型を紹介【髪の長さ・前髪アリナシで美容師解説】
どうしても、おばさんぽくなってしまうヘアスタイルにお悩みの60代の皆様。
実はやってはいけない髪型・老けて見えてしまう髪型があることはご存じですか?
今の髪型って、もしかして老けて見えているのかも。
そんなお悩みを解決するために、手入れも簡単でおばさんぽくも見られない髪型について、美容師が詳しく解説します。
【60代やってはいけない髪型】おばさんぽくなる髪型の特徴5つ美容師が解説
まずは、おばさんぽくなるからやってはいけない髪型について、解説したいと思います。
髪を切る時や、自分でヘアケアをする時に注意してみてください。
ボリュームのないペタンコヘア
ペタンコヘアとはハリやコシがなく、根元や髪全体がペタンとしているのが特徴のボリュームのない髪型です。
年齢とともに髪が細くなったり、薄くなることで根元がペタンとして、トップにボリュームのない髪型は全体的に貧相になり、老けて見える原因になります。
トップにボリュームの出るようにカットしたり、ボリュームアップのシャンプーを使うなどして改善しましょう。
また頭皮が余分な皮脂などでベタついていたり、オイルなど髪をしっとりさせるヘアセットアイテムも、ペタンコ髪の原因になるので注意が必要です。
すすぎの残し気を付けたり、ヘアセットアイテムをボリュームアップのワックスやスプレーに変えるなど対策をしてみてください。
ドライヤーをする時も根元に空気を入れ、分け目に逆らうように風を当てて乾かすのもおすすめです。
伸ばしっぱなしのストレートヘア
根元やトップにボリュームがなくなってきたのに、伸ばしっぱなしにするのは老けて見られてしまう原因に。
よく物語に出てくる魔女がペタンコのストレートヘアということもあり、老けて見えるだけではなく、怖い雰囲気になってしまう可能性もあります。
ストレートヘアは顔が全面的に強調されることもあるので、そちらも気になる方は注意してください。
ロングヘアがお好みの方はレイヤーカットをしたり、シャギーを入れるなど髪に動きを出すのがおすすめです。
トリートメント・ヘアアイロンなど使うなどして、ハリコシ・艶を出し髪質を整えることも大事なのでヘアケアにも力を入れましょう。
ヘアケアを怠っている
ヘアケアを怠ってしまうと、頭皮環境が悪化してしまい老けて見える原因になり、髪質や見た目にも影響してしまいます。
- ハリやコシがない
- 艶がない
- パサついている
- 加齢による白髪の増加
- 髪が細くなってしまう
頭皮が健康な状態じゃないと、健康な髪の毛を生成出来なくなったり、栄養が十分に行き渡らなくなり、ハリコシ・艶がなくなったり、パサついてしまう原因に。
また髪が細くなってしまったり、白髪が増えてしまうのも頭皮の老化が関係しているので、ヘアケアは怠らないようにしましょう。
頭皮の環境を整えられるヘアケアアイテムを使って、積極的にケアをするのがおすすめです。
白髪を放置した状態
年齢を重ねると白髪が増えるのは仕方ないのですが、放置している状態は老けて見える大きな原因になります。
黒髪の時と白髪の時を比べてみると、確実に黒髪にしている時の方が若く見えますね。
また最近ではグレイエアが流行っていることはご存じでしょうか?
グレイエアとは白髪が生えている状態のまま、自分に合ったヘアスタイルをすることです。
白髪染めはやめたいけど、白髪のままじゃ老けて見えてしまいそうで不安。
そんな不安な方も多いと思いますが、グレイヘアなら生えている白髪を生かしながらアレンジする方法が多くあるので、自分の白髪の生え方に合ったオシャレヘアになれます。
- 白髪をあえてそのまま残す
- 白髪が黄ばんだ色にならないように白髪染めトリートメントでケアする
- 頻繁にカットする
グレイヘアと言ってもそのまま白髪を残すヘアスタイルから、あえて白髪を生かしたヘアスタイルなどがあり、どんなスタイルも美容院や自宅でのケアが必要です。
白髪の伸ばしっぱなしの放置はやめて、老けて見えない素敵なヘアスタイルを目指しましょう。
流行遅れのヘアスタイル
もちろん自分の好みの髪型をするのは良いのですが、あまりにも流行遅れの髪型は老けて見られてしまったり、一昔前のイメージを持たれてしまう原因になります。
- 聖子ちゃんカット
- トサカ前髪
- ソバージュヘア
- 昭和結び
聖子ちゃんカットやトサカ前髪は、過去に流行っていた印象が強いのでおすすめ出来ません。
ソバージュヘアの様にロングなパーマヘアが好みの方は、もっとゆるいパーマにしてみるなど今流行っているパーマをかけてみるのも良いのではでしょうか。
髪の結び方は耳の下に結ぶ昭和結びではなく、ちょうど耳くらいの位置に結び遅れ毛を出すなどアレンジにひと手間加えるだけで老けて見える髪型から脱出できますよ。
【おばさんぽくない髪型60代】若く見える手入れが楽な髪型・ヘアスタイルを紹介
「60代でもおばさんぽく見えないヘアスタイルはある?」「お手入れに手をかけられないけど若く見られたい」そんな皆様のために、若く見えて手入れも簡単なヘアスタイルを5つ紹介します。
お好みの髪型を見つけて、ぜひ試してみてください。
セミロングかきあげレイヤーカット
レイヤーカットとは髪の表面は短く、内側は長めというように上下で髪の長さを変えて、段差を作るというカット技法。
髪が全体的に軽い印象になり、毛先をカールさせるとふわっとして可愛い印象になります。
セットも毛先を巻くだけで動きが出るので、時短にも繋がるのでスタイリングも簡単です。
またかきあげることにより、トップがペタンコにならないので若々しく見えます。
セミロングの長さはハネてしまったり扱いづらいと思う方もいると思いますが、レイヤーカットをすることにより動きが出るので、くせ毛の方にも扱いやすくておすすめです。
ひし形ショートボブ
ひし形ショートボブとは耳上あたりにボリュームを出し、首筋に向かってスッキリとした印象になるようにひし形を作るカット技法。
しっかりボリュームを出せるカットなので、ペタンコになる心配もなく、老けて見えてしまうこともありません。
顎のラインがシャープに見えるので小顔効果もあり、今年齢を問わず人気なヘアスタイルです。
髪が細くなってきてボリュームが足りなくなってきた方や、ショートカットが好きな方にもおすすめなので、ぜひ試してみてください。
ミディアムウルフ
ウルフカットと聞くと、オオカミのようなカットで強めな印象をお持ちの方が多いと思いますが、最近はかわいらしい雰囲気のウルフカットが流行っています。
そもそもウルフカットとは髪上部を丸みのあるマッシュルームカットにし、毛先を長めに残してレイヤーを入れ動きを出すカット技法。
毛先が軽くなりトップに丸みが出るので、ペタンコヘアが気になる方や髪が薄くなってきた方にも挑戦しやすいヘアスタイルです。
ミディアムの長さなので、ちょうど顎の部分にくびれが出来て、フワッとフェミニンな雰囲気も出せます。
髪を伸ばし中の方や、ショートはまだ挑戦しづらいという方にもおすすめです。
くびれショート
くびれショートはトップをフワッとさせて、毛先は肩に付かないくらいにスッキリさせくびれを作るカット技法。
後頭部に丸みあり、頭の形が良く見えるカットなので小顔効果も高く、女性らしいシルエットに年齢を問わず人気のあるヘアスタイルです。
ドライヤーをする時にそのまま乾かしても自然な丸みが出るので、セットをする時はオイルなどで毛先を整えるだけで簡単に女性らしい雰囲気の髪型になります。
ショートカットだけど、上品ですごく女性らしい雰囲気になれますよ。
トップにボリュームが欲しい方、セットを簡単に済ませたい方にもおすすめなヘアスタイルです。
ニュアンスカールのセミロング
最近はニュアンスカールという、ゆるっとした少しうねっているくらいのカールが流行っています。
セミロングの髪は、毛先を少し重めにカットしておくのがおすすめです。
ゆるいニュアンスカールにセミロングが合わさると、柔らかい女性らしい印象になります。
元々くせ毛の方もセットがしやすいヘアスタイルなので、ぜひ試してみてください。
【60代髪型がおばさんぽく見えない対策】パーマ・前髪がポイント
おばさんぽく見えてしまう原因には、髪のボリュームや前髪にもあります。
ボリュームや前髪の対策方法を詳しく説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
パーマでボリュームアップさせる
ボリュームがなくペタンとしてしまう髪質の方や、年齢を重ねることでハリコシがなくなってきた髪のボリュームアップの対策には、パーマをかけるという方法があります。
髪が薄くなり、つむじや頭皮が見えてしまって悩んでいる方にもおすすめです。
パーマをかけることによりトップから髪全体にかけて、ふんわりボリュームを出せるので、セットが簡単になり時短にも繋がります。
前髪の毛流れをレイヤーで作る
前髪がペタンとなってしまっていたり、薄くなってしまって老けて見えてしまう方には、前髪にレイヤーを入れるのがおすすめです。
前髪の表面ににレイヤーを入れて段差を作ると、立体感が出てボリュームアップした印象になります。
柔らかくふんわりとした優しい印象になるので、前髪をどうしたら良いか悩んでいた方はぜひレイヤーカットを試してみてください。
前髪って簡単に切れるイメージですが、前髪こそ難しいので美容師さんに頼むのがおすすめです。
ロングヘアはNG
60代で白髪がない人はほとんどいないと思います。
白髪交じりでロングヘアにするのは扱いが難しく、綺麗に見えないのでおすすめ出来ません。
ショートカットでも女性らしいヘアスタイルはありますし、ショートカットが苦手な方はセミロングにして動きを出しふんわりとしたヘアスタイルを試してみましょう。
【youtube動画】60代のやってはいけない髪型について美容師解説動画
ショートカットの有名な美容師youtuberの方も60代のやってはいけない髪型について動画で詳しく解説していました。
60代の方がやってはいけない髪型3つと対策のためのケア方法を解説してくれてるので是非ご参考ください。
【よくある質問】60代のおばさんぽくない髪型・やってはいけない髪型のQ&A
ヘアスタイルカタログの60代に人気のボブはどんな髪型?
ヘアカタログをおすすめ順で見てみると、60代の方に人気があるのはミディアムボブスタイルです。
ミディアムボブとはミディアムヘアとボブを掛け合わせたもので、一般的な顎ラインの長さのボブスタイルより長めの顎下から鎖骨あたりの長さに切られています。
ドライヤーで乾かすだけでも良いし、毛先を巻いたりアレンジの幅も広がる扱いやすくて可愛い髪型です。
60代のショートヘアは前髪はありが良い?面長でも似合う?
60代の方でショートヘアにするなら、前髪ありがおすすめです。
年齢とともに髪が細くなったり、薄くなったりペタンコになりやすいので、トップを短くし前髪もふわっとしたボリューム感を出すと若々しい印象になります。
ショートヘアは顔の形や骨格のカバーに適した髪型なので、面長さんにもおすすめです。
面長さんには、再度にボリュームを持たせて前髪を作るショートボブスタイルが向いています。
60代で手入れが楽な髪型セミロングのおすすめなヘアスタイルは?
セミロングヘアで手入れが簡単なのは、トップを短めにし、顔周りから毛先にかけてレイヤーを入れたレイヤーカットやウルフカットのヘアスタイル。
レイヤーカットをすると髪が軽くなり自然な動きを出すことが出来るので、毛量が少なくなったりペタンコヘアでお悩みの方や、お手入れを簡単にしたい方におすすめです。
ウルフカットとは髪上部が丸みのあるマッシュルームカット、下部にレイヤーを入れて襟足を軽くしたヘアスタイルです。
レイヤーカットと似ていますが、ウルフカットも60代の方におすすめなスタイルなのでぜひ試してみてください。
60代丸顔やぽっちゃりさんには、どんな髪型が似合う?
年齢を重ねれにつれてたるんできて、丸顔やぽっちゃりが気になりだしたという方も多いと思います。
そんな丸顔やぽっちゃりさんにおすすめなのが、ひし形シルエットのヘアスタイルです。
良く丸顔が気になるから隠すように顔周りを包み込むような髪型をする方がいますが、逆に目立ってしまうのでトップにボリュームを出し、縦ラインの印象を意識しましょう。
毛先やシルエットが重い髪型は太った印象に見えやすいので、毛先が軽めなショートヘアがおすすめです。
50・60代大人可愛いショートヘアでパーマをかけるならおすすめは?スパイラルパーマやソバージュは強めになる?
年齢とともにトップにボリュームがなくなってくるので、トップにボリュームを持たせられるショートスタイルは若見えに1番おすすめなスタイルです。
ショートの場合はトップがふんわりするようにパーマをかけ襟足をスッキリさせると、可愛いショートヘアになれるので試してみてください。
スパイラルパーマやソバージュヘアは、強め・時代遅れに見えてしまうに可能性と、髪に大きなダメージを与えてしまのでおすすめは出来ません。
シニア世代のメンズにおすすめなパーマスタイルは?おすすめの髪型は?
年齢を重ねると髪が細くなったり、薄くなり悩んでいるメンズの方も多いと思います。
シニア世代のメンズにおすすめなのが、ソフトモヒカンやベリーショートのようなショートヘアに、ピンパーマをかける、パーマとショートヘアを組み合わせたスタイルです。
ピンパーマで頭頂部にボリュームが出せるので、薄毛や頭皮が見えてしまうような分け目・つむじの対策に向いています。
ショートヘアとパーマはグレイヘアとも相性が良いので、ぜひ試してみてください。
まとめ【60代のおばさんぽくない髪型】やってはいけない髪型と手入れが楽な髪型を紹介【髪の長さ・前髪アリナシで美容師解説】
老けて見られてしまうのには、髪型が原因になることがあります。
- ボリュームがなくペタンコな髪
- ヘアケアを怠ってパサついている
- ただ伸ばしているだけの髪
- 白髪を放置している
- 一昔前に流行った髪型をしている
若く見られるためには髪のボリューム・ハリコシ・艶・清潔感・まとまりが大事です。
年齢を重ねることで髪の悩みや、老けて見られてしまうなど悩みがあると思いますが、それぞれ対策方法もあるのでぜひ改善してみてください。
60代だからって好きな髪形を諦める必要はありませんが、老けて見えない対策をしていつまでも女性らしい素敵なヘアスタイルを目指しましょう。