【クオルシアカラーとは？】全色の色見本からデメリットまで徹底解説！ブリーチなしでも高発色に染まるか画像付きで紹介

「高発色で透明感のある髪色が叶う！」と話題のクオルシアカラー。

この記事ではクオルシアカラーの特徴から全色の色見本、デメリットまで徹底解説します。

また、ブリーチなしの黒髪でも高発色に染まるのか検証した結果も、画像付きで紹介。

クオルシアカラーについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

クオルシアカラーとは？特徴を解説

クオルシアカラーとは、サロン専売品を販売する企業フィヨーレが開発した、高発色な仕上がりが人気のカラー剤。

濃いビビッドから淡いペールまで、好みに合わせてさまざまな髪色を表現できるのが、クオルシアカラーの特徴です。

ブリーチなしの暗い髪でもきれいに発色し、透明感と軽やかさのある仕上がりが楽しめます。

クオルシアカラーは「鮮やかな髪色に染めたい」という方におすすめです。

クオルシアカラーの色見本！全39色紹介

クオルシアカラーの全39色を紹介します。

定番カラーと新色に分けて解説しますので、ぜひ色選びの参考にしてみてください。

定番カラー16色

クオルシアカラーの定番カラーは全16色です。

色の種類	色名	色の特徴
クリア カラー	ミルキーホワイト10	10トーンにする
無彩色	グレージュ7	青みがある灰色
	グレー9	やや透け感がある 青みを抑えた色
	グレー11	やや白いグレー 青みを抑えた色
	グレー13	白の強いグレー 青みを抑えた色
ペール カラー	シルバーアッシュ14	灰色がかった青 とても明るく高彩度
	ラベンダー14	ピンクがかった紫 透明感が抜群
	ベージュ14	とても明るい 柔らかい雰囲気
ビビッド カラー	アクアブルー7	鮮やかで暗めな青 クールな印象
	ネイビーブルー5	青みがかった紺 地毛と近い明るさ
	ウルトラバイオレット6	青みの強いすみれ色 地毛と近い明るさ
	ディープパープル5	暗めの紫 透明感が高い
	ピンク6	ピンクブラウン 大人可愛い印象
	コーラルピンク10	ベージュピンク 明るく可愛い印象
	オレンジ10	オレンジブラウン 華やかな印象
	イエロー11	鮮やかな黄色 派手な雰囲気

定番色は、5～14トーンまで幅広い明るさがそろっているのが特徴。

濃淡もさまざまで、無彩色・ペールカラー・ビビッドカラーから好みに合わせて選べます。

無彩色は色相と彩度がなく明度のみを持つカラーで、白・灰・黒の3色。

ペールカラーは白っぽく、ビビッドカラーはくっきりとした色味です。

さらに23色の新色が追加

クオルシアカラーの新色は以下の23色です。

色の種類	色の特徴
グレー5 グレー7	暗いグレー
ピンクベージュ5 ピンクベージュ7 ピンクベージュ9 ピンクベージュ11 ピンクベージュ13	柔らかいピンク
ディープバイオレット5	レッド系
ピンクパール6	やや紫よりのピンク
コーラルピンク	赤みのあるピンク
カーディナルレッド7	紫みのあるレッド
グリーン	鮮やかな緑
レッド7	ピンクよりの赤
ハイライトトナー14 クリア0	他の色を調合しながら使用する
グレージュ7
ブラックブースター

暗めのグレーや中間色のサンドベージュ、レッドが登場しました。

中間色とは温かさも冷たさもないカラーのことで、多くの方が挑戦しやすい色味です。

5～7トーンのグレーと暗めの赤も落ち着いた印象で取り入れやすく、初めてのヘアカラーにも向いています。

クオルシアカラーのカラーレベル

クオルシアカラーのカラーレベルは、5～14トーンまで。

5トーンは地毛に近い明度で落ち着いた印象です。

ブリーチなしでできる限界の明るさの14トーンは、透明感や発色を強く感じられます。

クオルシアカラーのデメリット

全24色で豊富な髪色を楽しめるクオルシアカラーですが、デメリットもあります。

「クオルシアカラーで染める前に悪い面も知りたい」という方は、ぜひ読んでみてください。

白髪は染まらない

クオルシアカラーは黒髪を染めるために作られているので、白髪は染められません。

黒髪よりも白髪は硬くカラー剤が浸透しにくいため、染めるためにはもっと濃いブラウンの染料が必要です。

白髪染めとクオルシアカラーを併用することで、好きなヘアカラーを楽しめます。

「白髪があってもクオルシアカラーを試したい！」という方は、ぜひ試してみてください。

施術を受けられる美容院が限られている

クオルシアカラーを取り扱う美容院が限られている点もデメリットです。

とはいえ、Agu.などクオルシアカラーの施術を受けられて、全国展開している美容院もあります。

店舗により置いていない場合もあるので、施術前に確認しましょう。

クオルシアカラーを受けたい方は、ホットペッパービューティーなどで近所に取り扱っている店舗がないかぜひ探してみてください。

クオルシアカラーのメリット

クオルシアカラーは、デメリット以上にメリットがたくさんあります。

「クオルシアカラーの魅力をもっと知りたい」という方は、ぜひ読んでみてください。

暗めの髪でも透明感のあるカラーに仕上がる

暗めの髪でも透明感を出せるところが、クオルシアカラーの魅力の一つ。

好みのカラー剤にクリアを組み合わせることで、透明感のある色味を作り出せます。

 クリアとは？
色素を薄める薬剤

クリアを使うと、ペールカラーやライトカラーのような淡い色味に仕上がり、暗い髪に重ねても自然な透け感が楽しめます。

色落ちしていく色も楽しめる

クオルシアカラーは赤みや黄みを抑えた処方により、色落ち過程も楽しめます。

髪の赤みや黄みが出にくいと、透明感のある色味をキープ。

一般的なカラー剤で染めると、退色するにつれて黄ばみなど嫌な色味が出てくることも。

クオルシアカラーは「色落ち中もきれいな髪色でいたい」という方におすすめです。

黒染めのように暗いカラーに染められる

クオルシアカラーのブースターを使うと、明るい髪も黒染めのような暗いカラーに染められます。

 ブースターとは？
染料の浸透を高め、髪色に深みを出す薬剤

クオルシアカラーで選べるブースターは、以下の2色です。

好みのカラー剤に対してブースターを10％混ぜると、約2トーン暗くできます。

クオルシアカラーで暗髪を楽しみたい方は、ぜひ試してみてください。

クオルシアカラーはどんな髪色に染まる？ブリーチなしの黒髪・茶髪に染めてみた

クオルシアカラーはどんな色に染まるのか、黒髪と茶髪で検証してみました。

色持ちについても解説するので、参考にしてみてください。

ブリーチなしの黒髪から染めた結果

ブリーチなしの黒髪からでも、ほんのり明るい髪色に染まりました。

黒髪の重たい印象がなくなり、軽さやツヤ感がアップしています。

ただ黒髪はメラニン色素が多いので、1回で希望の明るさを実現するのは難しく、やや暗めに染まりました。

とはいえ、暗めでも色味を感じられて透明感のある仕上がりです。

繰り返し使うことで明度も上がり、発色も高まっていきます。

茶髪から染めた結果

茶髪からクオルシアカラーを使用すると、鮮やかな髪色に染まりました。

黒髪から染めたときと比べて発色・明度ともに高まり、理想に近い仕上がりです。

透明感も抜群で軽やかさを感じられます。

明るい髪から暗いカラーに染めた結果

明るい髪から暗いカラーに染めると、地毛のような落ち着いた色味に仕上がりました。

暗くても色味をはっきりと感じられます。

また透明感やツヤが出るので、重たくならず自然な抜け感を演出。

深みのあるカラーで、大人っぽい雰囲気に仕上がりました。

色持ちはどう？

ただ、髪ダメージや入れたカラーなどにより色持ち期間は前後します。

パサつきがひどい髪や寒色系カラーを入れた場合は、色落ちしやすいです。

染めたての髪色を長くキープしたい方は、クオルシアカラーシャンプーを併用してみましょう。

クオルシアカラーシャンプーを使用した場合

クオルシアカラーシャンプーは髪に色素を足して、色持ちをアップしてくれます。

併用することで色落ち中の赤みや黄みをより抑えられ、透明感も長くキープ。

ヘアカラーは洗髪のたびに色落ちしてしまうため、2～3日に1回の頻度でクオルシアカラーシャンプーを使うのがおすすめです。

「カラーがすぐに抜けてしまう」「きれいな髪色を長く楽しみたい」という方はぜひ、試してみてください。

クオルシアカラーと他のヘアカラーとの違い

クオルシアカラーと他のヘアカラーとの違いを解説します。

両者の違いを知って、自分に適したカラー剤を選びましょう。

クオルシアカラーとヘアカラーは痛むのはどっち？

同じ明るさに染める場合、髪が傷みやすいのはヘアカラーです。

市販のカラー剤はどんな髪質でも明るくきれいに染められるよう、オキシが多く配合されています。

カラーの種類	オキシの割合	髪ダメージ
クオルシア カラー	1.5・3・6％	明るさによる
ヘアカラー	選べない （市販は6％が多い）	髪が傷みやすい

 オキシとは？
過酸化水素水が主成分の、髪を明るくする薬剤。

オキシの割合が高いほど明るくするパワーも強く、髪への負担も大きいです。

一方クオルシアカラーは、なりたい髪の明るさによりオキシの割合を1.5と3・6％から選べるので、髪ダメージを抑えられます。

また、クオルシアカラーはアルカリキャンセルの薬剤を使うことで、より髪への負担を軽減。

キューティクルを開くアルカリの力を弱め、髪内部の水分や栄養が流出するのをおさえてくれます。

クオルシアカラーとイルミナカラーの違い

クオルシアカラーとイルミナカラーの違いをまとめました。

	クオルシアカラー	イルミナカラー
色の種類	全24色	全60色
発色	鮮やかな発色	透明感のある発色
色味	濃淡さまざま 寒色から暖色まで	淡いカラーが多い ベースは寒色系
トーン	5～14トーン	6～12トーン
白髪カバー力	低め	色味による
髪ダメージ	明るさによる	軽減できる
おすすめな人	鮮やかな色が好き 深みがほしい	柔らかい色が好き 寒色系で染めたい

色味が豊富なイルミナカラーは、ブルーバイオレッドがベース色なので透明感たっぷりな仕上がり。

高発色なのはクオルシアカラーで、濃い色味から淡い色味まで幅広く楽しめます。

またどちらも白髪染めではないものの、イルミナカラーはトーンダウンに使われるシャドウを薬剤に混ぜることで、カバー力がアップ。

髪へのダメージは明るさによりますが、両方とも一般的なヘアカラーよりは軽減できます。

鮮やかな髪色にしたい方はクオルシアカラー、寒色系カラーが好きな方はイルミナカラーがおすすめです。

 イルミナカラーとは？

美容室がおすすめするクオルシアカラーの人気色5選

美容室がおすすめする、クオルシアカラーの人気色5選を紹介します。

それぞれの色味の特徴やおすすめの人も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

 ブリーチした毛束を使用して検証しました。

サンドベージュ11

サンドベージュ11は明るいベージュに黒が混ざった、茶褐色のようなカラーです。

ベージュの暖かさと褐色のくすみ感を同時に取り入れた色味で、柔らかい印象に仕上げたい方に向いています。

サンドベージュ11には「発色が良くて軽やかな印象」といった口コミも。

くすんだベージュが好きで、明るい髪色にしたい方におすすめな色味です。

ピンクベージュ7

ベージュにピンクを足した、大人可愛い色味が魅力のピンクベージュ7。

暖色系のピンクが入っているため「肌を明るく見せたい」「髪にツヤ感を与えたい」という方におすすめです。

口コミには「ツヤがあってきれいな色」「暗めなのにピンクがしっかり発色して可愛い」という声がありました。

ピンクベージュ11は、落ち着いた可愛さを出したい方に適したカラーです。

グレー9

グレー9はやや明るめの灰色で、髪質を柔らかく見せてくれるカラー。

暗すぎず明るすぎない、自然なグレーに染めたい方におすすめな色味です。

グレー9は透け感もあり、軽やかな雰囲気に仕上がります。

口コミには「明るいけど、ナチュラルで落ち着いた色だから馴染みやすい」という声も。

地毛風のお洒落な色に染めたい方にぴったりなカラーです。

オレンジ10

オレンジ10は明るく高発色で、華やかな印象のカラーです。

暖色系なので、温かい雰囲気を出したい方に向いています。

口コミには「ツヤ感があって華やかな仕上がり」という意見がありました。

ブリーチなしでも鮮やかな色味を楽しめて、顔を明るく見せてくれるのもオレンジ10の魅力です。

カーディナルレッド7

深みのある赤でツヤ感たっぷりに仕上がる、カーディナルレッド7。

カーディナルレッド7は、赤みの多い日本人の髪とも相性が良く、多くの方に似合いやすい色味です。

ブリーチなしでも高発色で、きれいなレッドブラウンの色味を楽しめます。

カーディナルレッド7は「赤みのある髪色が好き」「ツヤ感を出したい」という方におすすめです。

クオルシアカラーについてのよくある質問

クオルシアカラーでトレンドカラーに挑戦

透明感があり鮮やかなクオルシアカラーで、おしゃれなトレンド色を楽しみましょう。

クオルシアカラーならブリーチなしの暗い髪からでも、透け感のある軽やかな仕上がりに。

反対に明るい髪からでも濃く深い色味を出せて、自然にトーンダウンできます。

「高発色でおしゃれな髪色にしたい」という方は、ぜひクオルシアカラーを試してみてください。