【残留が原因?】カラートリートメントを美容師が嫌がる理由【カラーシャンプーも嫌がる?】
美容院までのつなぎに便利なカラートリートメント。
カラートリートメントをしていたら
美容師さんに施術を断られた・・。
カラーシャンプーを使ってると言ったら
嫌がる顔をされた・・。
カラートリートメント・カラーシャンプーを併用して使いたいのに「なぜ美容師さんはカラートリートメントを嫌がるの?」とお悩みの方もおられるのではないでしょうか。
- 美容院カラーとの違い
- そもそも違いは何?
- カラートリートメント・カラーシャンプーを嫌がる理由
- 美容師はなぜ嫌がるの?
- 併用する方法
- 美容院カラーと併用できる?
- 美容師に嫌がられない方法
- うまく使うには?
この記事ではカラートリートメント・カラーシャンプーを美容師が嫌がる理由や、嫌がられないための方法を解説します。
結論から言うと、美容師はカラートリートメント・カラーシャンプー自体が嫌いなわけではありません。
- 残留により美容院施術に影響が出る
- 失敗後のお直しが大変
- カルテに残せないカラー履歴だから
「美容師に嫌がられずカラートリートメント・カラーシャンプーを使いたい!」という方は、ぜひ最後までお読みください。
美容師はカラートリートメント・カラーシャンプー自体を嫌がるわけではない
美容師は、カラートリートメント自体を嫌がっているわけではありません。
カラートリートメントは髪の表面を着色するので、美容室のカラーの施術に影響を与えてしまう可能性があるんです。
思ったような仕上がりにならないこともあります。
そもそもカラートリートメントが悪いというわけではありません。
カラートリートメントは髪の表面を着色するので、「頭皮や髪を痛めたくない・・」という方にはむしろおすすめ。
カラートリートメントと美容院でのカラーを併用したい方は、まずは違いを知っておきましょう。
美容院カラーとカラートリートメント(カラーシャンプー)の違い
美容院カラーとカラートリートメントの違いは、以下のとおりです。
美容院カラーは酸化染料で髪のキューティクルを開き、髪内部に色を入れて染めます。
一方、カラートリートメントは髪の表面をコーティングしながら使うたびに少しずつ髪を着色していきます。
ヘアカラーはジアミンが配合されていますが、カラートリートメントはジアミンフリーなので、頭皮や髪へのダメージをおさえて染められます。
美容師がカラートリートメント・カラーシャンプーを嫌がる理由
美容師がカラートリートメントを嫌がる理由は以下の通りです。
順番に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
残留により美容院施術に影響が出る
カラートリートメントが髪表面に残ると、カラーやパーマなど美容院施術に影響が出てしまうことがあります。
どんな影響が出るのか具体的に解説していきます。
希望の色味に出来ない可能性
カラートリートメントが髪に残っていると、希望の色味に染まらない可能性があります。
- 髪にカラー剤が浸透しにくい
- カラーが混ざる
美容院で使用するカラー剤は、髪内部に浸透して染め上げます。
カラートリートメントで髪表面がコーティングされていると、カラー剤が髪に浸透しにくくなるんです。
また、美容院カラーと残留したカラートリートメントが混ざる可能性もあります。
変な色や色ムラになることも・・。
パーマなどもかかりづらくなる可能性
髪表面にカラートリートメントが残っていると、パーマがかかりにくくなる可能性もあります。
カラートリートメントの染料が髪をコーティングし、パーマ液の浸透を妨げてしまうんです・・。
パーマ持ちも悪くなります。
カラートリートメント・カラーシャンプー失敗後のお直しが大変
カラートリートメントを失敗すると、ブリーチをしても落とすことができません。
- 期待外れの色に染まる
- 色ムラができる
対処法はシャンプーを繰り返して色落ちを待つのみ。
カラートリートメントは一般的に、2週間ほどで自然に退色するので、待つ必要があります。
カルテに残せないカラー履歴だから
カラートリートメントはカルテに残せないカラー履歴なので、美容師が管理しにくいです。
- 使った薬剤
- 染めた色味
- 実際の仕上がり
美容師はカルテのカラー履歴をもとに、お客様の髪に合った薬剤を調合します。
でもカルテに残せないカラーをしていると、どんな仕上がりになるか予想できません。
思った仕上がりにならないことも・・。
希望通りの髪色に染まらない可能性があるので、カラートリートメントを嫌がる美容師もいるのです。
そもそもカラートリートメント・カラーシャンプーと美容院での施術は併用できるの?
カラートリートメント・カラーシャンプーと美容院での施術は併用できます。
ただ以下の条件を守る必要があるので、確認しておきましょう。
注意点さえ守ればできる
カラートリートメントと美容院施術の併用は、注意点さえ守れば問題ありません。
普段カラートリートメントで白髪対策をしている方は、美容院の約10日前から使用を控えましょう。
シャンプーするごとにカラートリートメントが落ち、美容院カラーへの影響を抑えられます。
カラートリートメントを使用していることを、美容師に伝えるのも大切!
使用したカラートリートメントにあわせて美容師が薬剤を調合し、希望の髪色に近づけてくれます。
カラーシャンプーの方がカラートリートメントよりも影響は少ない
カラートリートメントの美容院施術への影響が心配な方は、洗うたびに染まるカラーシャンプーがおすすめ。
- コーティング力が弱い
- 色落ちしやすい
- 洗うたびに理想の髪色に染まる
普段のシャンプーをカラーシャンプーに置き換えるだけで自然に髪(既染毛)を染める事が出来、白髪が気になる人には白髪染めシャンプーなどもあるためバリエーションも豊富です。
カラーシャンプーは、カラートリートメントと比べて髪をコーティングする力が弱いため併用もしやすいです。
カラートリートメント・カラーシャンプーを使用しても美容師に嫌がられない方法
美容師に嫌がられずにカラートリートメントを使用する方法もあります。
カラートリートメント・カラーシャンプーと美容院カラーをうまく両立させたい方は、参考にしてみてください。
美容院に行く10日程前からカラートリートメント・カラーシャンプーを使用しない
美容院に行く約10日前からカラートリートメントの使用をやめ、髪表面の染料を落としましょう。
カラートリートメントは、シャンプーを繰り返すうちにだんだん落ちていきます。
10日経つとカラートリートメントのコーティングがほぼなくなるので、施術の影響を気にせず美容院でのカラーが楽しめます。
施術前に美容師さんに伝える
美容師が困らないよう、カラートリートメントを使用していると伝えておきましょう。
- カラートリートメントの名称と色味
- 使用頻度
- 最後に使用した日
使用したカラートリートメントの名称や色味を美容師に伝えておけば、事前に薬剤の調合を考えられます。
カラートリートメントした直前だと施術を断られてしまう可能性もありますが、変色や色ムラのリスクを考えると伝えた方が安心です。
10日以上間隔をあけた場合でも、念のため同じように伝えておきましょう。
【Q&A】カラートリートメント・カラーシャンプーを美容師が嫌がる理由についてよくある質問
ブリーチ1回してカラートリートメントを使うとどうなる?
ブリーチ1回してカラートリートメントを使用すると、ほんのり明るい髪色に仕上がります。
適度に明るい髪色をベースに、好きなカラーを楽しみたい方におすすめです。
カラートリートメントでまだらになってしまった時の対処法は?
カラートリートメントでまだらになったときの対処法はこちらです。
- 色落ちを待つ
- 継続して使う
シャンプーで色落ちするのを待つのが、カラートリートメントを落とす一般的な方法。
うまく染まらず色ムラになっている場合は、使い方を見直してみましょう。
髪全体にたっぷりカラートリートメントが塗布できているか、確かめてみてください。
カラートリートメントをクリアマニキュアで落とす方法は?
カラートリートメントは、クリアマニキュアでは落とせません。
クリアマニキュアは、カラートリートメントを薄めるために使用します。
薄くしてからヘアカラーをすれば、カラートリートメントを落とせますよ。
白髪染めトリートメントのデメリットが知りたい!
白髪染めトリートメントのデメリットは、以下のとおりです。
- 髪の表面しか染められない
- 色持ちが良くない
- 明るい色に染まりにくい
白髪染めトリートメントは髪表面に着色するアイテムで、髪内部は染まりません。
美容院カラーとは違い色持ちも良くないので、髪色維持には週1回ほどのこまめなケアが必要です。
ただ白髪染めトリートメントは脱色剤フリーで、髪や頭皮をいたわって染められます。
カラーバターをクリアマニキュアで落とす方法は?
カラーバターをクリアマニキュアで落とす方法は、以下の2ステップ。
- クリアマニキュアを塗る
- ヘアカラーをする
クリアマニキュアでカラーバターを薄めてから、ヘアカラーで色を落とします。
髪ダメージをおさえてカラーバターを落とせるので、試してみてくださいね。
エブリカラートリートメントを落としたい時の対処法は?
エブリカラートリートメントを落としたい時は、毎日のシャンプーで色落ちするのを待ちましょう。
シャンプーを繰り返していくうちに、4日〜1週間くらいでほとんど色が落ちていきます。
カラートリートメントは色が抜けない、色素が残るって本当?
カラートリートメントの色は、10日程度は残ります。
美容院でカラーする前は、10日ほどカラートリートメントの使用を控えましょう。
髪に色素が残った状態でヘアカラーをすると、理想と違う色に染まる可能性があります。
カラーバターは完全に落ちるまでどのくらいかかるの?
カラーバターは完全に色落ちするまでに、2週間はかかるといわれています。
美容院に行く予定がある方は、3週間前くらいから使用を中止しましょう。
カラートリートメントはシャンプーや重曹で早く落とすことができるの?
カラートリートメントはシャンプーで少しずつ落ちていきますし、重曹で色落ちを早くできます。
重曹はアルカリ性なので、カラートリートメントの酸性を中和し落としやすくできるんです。
ただアルカリ性は髪に大きなダメージを与えるので、髪を傷めたくない方にはおすすめできません。
カラートリートメント白髪染めのおすすめランキングが知りたい!
白髪染めカラートリートメントのおすすめは、以下の3つです。
- LPLPヘアカラートリートメント
- 利尻ヘアカラートリートメント
- KAMIKAカラートリートメント
どれも白髪ケアしながらツヤ髪をキープできる優れもの。
頭皮ケアしたい方にはKAMIKA、無添加処方が好きな方には利尻がおすすめです。
LPLPは色味が豊富なので、髪色にこだわりたい方に向いています。