【オーガニックカラーとは】色見本と人気色解説!デメリットは色落ちが早い?
ナチュラル志向の方や、髪を労わりながら染めたい方に選ばれているオーガニックカラー。
- オーガニックカラーとは?
- オーガニックカラーの特徴
- サロンで人気なアイテムは?
- 人気のオーガニックカラー3つ
- 人気色は?
- 人気色4選を紹介
- 白髪も染められる?
- 白髪染めできるのか解説
- どんなメリットがある?
- オーガニックカラーの効果4つ
頭皮や髪に優しいオーガニックカラーですが、メーカーによっても特徴は様々。
この記事ではオーガニックカラーの特徴からサロンで使用されているアイテム、人気色まで紹介します。
「頭皮と髪の負担を減らして理想の髪色を叶えたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
オーガニックカラーとは天然染料・オーガニック成分を含んだヘアカラー剤の事
天然由来の成分を配合し、頭皮と髪をいたわって染められるオーガニックカラー。
- ナチュラルに仕上がる
- 頭皮と髪に優しく染められる
- 髪にツヤを与えてくれる
- ツンとしたニオイが少ない
オーガニックカラーは、通常のヘアカラーよりもジアミンの配合量が少ないものが多く低刺激。
敏感肌の方にもおすすめ!
髪を染める仕組みは通常のヘアカラーと同じで、さまざまな髪色を楽しめます。
またオーガニックカラーの多くは植物オイルを配合しており、ナチュラルでツヤのある髪色を実現!
「刺激の少ないカラー剤で好きな髪色を楽しみたい!」という方に、オーガニックカラーはぴったりですよ。
サロン(美容院)で使用されているオーガニックカラーの種類と特徴
美容室で使用されている、人気のオーガニックカラーを紹介していきます。
カラー剤ごとに明るさや色味、美容成分に違いがあるので自分に合うものを選んでみてください。
ナシードカラー
日本で1番売れているヘアカラー剤メーカー、ナプラが販売するナシードカラー。
ナシードカラーは、2種類の種(シード)オイルをメインに、オーガニック成分をたっぷり配合。
豊富なオーガニック成分がカラー剤の刺激や臭いをおさえ、うるおった理想的な髪色に導いてくれます。
ナシードカラーは、100色を超えるほどのカラーバリエーションが特徴!
人気のフォギーベージュなど透明感のある色味から、ベリーピンクなどのビビット系の色味まで楽しめます。
- オーガニックカラーを試したい
- 頭皮と髪に優しいカラーが良い
- なるべく時間をかけずに染めたい
ただナシードカラーは、通常のカラー剤よりオーガニック成分が多いので明るくなりやすいです。
濃く染めたい方は暗めを選びましょう。
ナシードカラーは取り扱っている美容室も多いので、気になる方は美容師さんに相談してみてくださいね。
ヴィラロドラカラー
世界で初めて、オーガニック認証機関ICEAに認められたカラー剤のヴィラロドラカラー。
ヴィラロドラカラーは、厳選されたオーガニック成分と染料で頭皮と髪をいたわりながら染められます。
天然由来成分92%配合で髪ダメージをおさえ、ツンとしたニオイも気になりにくいカラー剤。
ヴィラロドラカラーには植物オイルやエキスが豊富に配合されているので、パサつきがちな髪もツヤのある仕上がりに!
- 月1回以上白髪染めをしている
- カラー剤特有の刺激や臭いが苦手
- なるべくダメージを抑えて染めたい
ヴィラロドラカラーはダメージの原因となるアルカリを約15%カットし、刺激の強いパラフェニレンジアミンは不使用。
通常のカラー剤よりも優しい成分で染められるんです!
「頭皮と髪のダメージを抑えて染めたい」「カラー剤の臭いが苦手」という方に、ヴィラロドラカラーはおすすめ。
HUEカラー
最もダメージが少ないアルカリ性カラー剤として注目を集めている、HUEカラー。
HUEカラーはこだわりの天然由来成分を配合し、髪ダメージにつながる香料やアンモニア、シリコンは不使用です。
オーガニックとボタニカルの力を利用して、ダメージを抑えながらキレイな髪色に染められます。
受けるダメージは従来のカラー剤の約9分の1。
またHUEカラーは、多くのカラー剤に入っているジアミンとは違うトルエン2,5-ジアミンを配合。
トルエン2,5-ジアミンとは?
低刺激でアレルギーリスクが低いジアミン。
優しいカラー剤で染めたい方に選ばれています。
- カラーの施術時間を短くしたい
- 臭いが少ないカラーをしたい
- 寒色系の色味が好き
ただHUEカラーは発色や色持ちをよくするために濃い染料が配合されているので、暖色系や明るい色が少ないというデメリットも・・。
HUEカラーは白髪を暗く染めたい方や、寒色系が好きな方におすすめ!
オーガニックカラーの人気色を色見本で解説
オーガニックカラーのカラーバリエーションや、人気色をお伝えしていきます。
おすすめの色味や似合う人を詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
アッシュ系
外国人のような透明感ある仕上がりが特徴の、アッシュ系。
- 寒色系の色味が好き
- 赤やオレンジ系の髪は苦手
- 透明感のある髪にしたい
アッシュ系は赤みを抑えたくすみ感のある髪になれるので、オーガニックカラーでも人気です。
オーガニックカラーは色味を濃く出しやすいため、ブリーチなしできれいなアッシュに染められます。
アッシュ系は他の色味と組み合わせてもおしゃれ!
組み合わせる色味 | 仕上がりの印象 |
---|---|
ベージュ | 柔らかく上品な印象 |
グレー | 暗めでも軽やかな印象 |
ピンク | 明るくかわいい印象 |
ラベンダー | 透明感があり上品な印象 |
グリーン | 深みのある落ち着いた印象 |
他の色味と組み合わせることでアッシュの色味をよりキレイに、色持ちも良く染められます。
ミルクティー系
柔らかくナチュラルな色味のミルクティーは、カラー選びに迷っている方におすすめ。
- 色味の濃いカラーは苦手
- 硬く太い髪を柔らかい印象にしたい
- 白髪となじみの良い色味に染めたい
ミルクティーはベージュをベースにした、軽やかでやさしい色味です。
オーガニックカラーは色味が濃いので、ブリーチなしでミルクティーの髪色を楽しめます。
白髪ともなじみが良く「ちらほら白髪が気になる」「ナチュラルに白髪をカバーしたい」という方にもぴったり。
また肌の色に合わせて他のカラーを加えると、よりきれいなミルクティーカラーに仕上がります。
肌ベース | プラスする色味 |
---|---|
イエローベース | ベージュ系 |
ブルーベース | アッシュ グレー系 |
ベースの赤味を消すとミルクティーの色味をキレイに引き出せるので、気になる方は美容師さんに相談してみてください。
グレージュ系
グレーとベージュのを組み合わせたグレージュは、オーガニックカラーでも人気の定番カラー。
- 髪の赤みを消したい
- 外国人のような髪色になりたい
- 人気の色味にチャレンジしたい
グレージュは、グレーのくすみ感とベージュの透明感をいいとこ取りした注目の色味です。
赤味をおさえた外国人風の髪色に仕上がります。
「濃いグレーは肌がくすんで見えてしまうし、ベージュ系だけだと黄色が強くて苦手・・」という方にもおすすめ。
ピンク系
肌を明るく見せ、可愛い印象になれるピンク系のカラー。
- 暖色系の色味が好き
- 可愛い印象に仕上げたい
- 色味を長くキープしたい
オーガニックカラーのピンク系は、ダメージをおさえてツヤのある髪色に仕上がります。
「髪のパサつきが気になる」「肌をきれいに見せたい」という方にもおすすめなカラーです。
ピンク系の色味は、アッシュやグレー系に比べると色持ちが良いのが特徴。
染めたてのカラーを長く楽しみたい方にぴったり!
またピンク系の色味だけでは物足りない方は、他の色味をプラスするのもおすすめ。
組み合わせる色味 | 仕上がりの印象 |
---|---|
ベージュ | 透明感のあるピンク系に |
アッシュ | くすみピンクで肌が白く見える |
「ダメージ毛でもツヤのある可愛い印象に仕上げたい」という方は、ピンク系の色を取り入れてみてくださいね。
オーガニックカラーで白髪染めはできる?白髪は染まるのか解説
オーガニックカラーでも、白髪染めは可能です!
刺激が控えめなオーガニックカラーは、頭皮と髪を労わりながら白髪を染められます。
- 頭皮と髪にやさしい
- 発色がナチュラル
- 髪ツヤがでる
オーガニックカラーの多くは、アレルギーの原因となるジアミンやアルカリの配合量が少なめ。
頻繁に白髪染めする方にもうれしい特徴です!
また天然由来のオイルやエキスが配合されているので、ナチュラルでツヤのある髪色に仕上がるのもオーガニックカラーの魅力の一つ。
ナチュラルな発色とはいえ、色味のラインナップは豊富ですし色持ちも通常の白髪染めとほぼ変わりません。
少ないダメージで白髪を染めたい方は、オーガニックカラーも視野に入れてみてくださいね。
オーガニックカラーのデメリットは色落ちが早いこと?
オーガニックカラーにはデメリットもあります。
それぞれ解説していくので、気になる方はチェックしてみてください。
ジアミンアレルギーの方は使用できない
オーガニックカラーはジアミンを配合しているので、ジアミンアレルギーの方は使えません。
天然由来成分で優しく染められるオーガニックカラーですが、通常のカラー剤と同じアルカリカラーに分類されます。
アルカリカラーにはジアミンが必要不可欠なので、オーガニックカラーにも配合されているんです。
ジアミンとは?
カラーの発色をよくする成分。
通常のカラー剤より低刺激とはいえ、ジアミンアレルギーのリスクはあるので注意しましょう。
明るい色に染める時はブリーチが必要
オーガニックカラーは髪を明るくするのが苦手なので、明るく染めたいときはブリーチが必要。
頭皮と髪に優しい成分を使用している分、明るくするパワーが弱めなんです・・。
ハイトーンにしたい場合はブリーチをして、ベースの髪色を明るくしておく必要があります。
ブリーチ後にオーガニックカラーで染めるのがおすすめ。
ブリーチによってダメージを受けた髪を、ツヤのあるナチュラルな髪色に導いてくれます。
オーガニックカラーのメリット
オーガニックカラーで髪を染めるメリットは、主に4つあります。
それぞれ解説していきますので、参考にしてみてください。
ダメージが少ない
化学成分の配合量が少ないオーガニックカラーは、頭皮や髪へのダメージを抑えて染められます。
- 敏感肌の方
- カラーダメージが気になる
- 髪のパサつきをおさえたい
オーガニックカラーは主に、天然由来成分を配合。
刺激の強いアルカリやジアミン、臭いの元となるアンモニアが通常のカラー剤よりも少ないです。
オーガニックカラーは、頭皮や髪の健康をキープしながら染めたい方に向いています。
艶が出せる
オーガニックカラーには天然由来のオイルやエキスが配合されているので、ツヤのある髪に仕上がります。
- オリーブオイル
- グレープシードオイル
- シアバター
- ホホバオイル
ヘアケアアイテムに入っている保湿・補修成分が、オーガニックカラーにも配合されているんです。
天然由来オイルは髪に潤いを与えてくれるので、キューティクルを保護してツヤのある髪をキープできます。
「カラーで髪がパサつく」「髪ツヤを維持したい」という方にオーガニックカラーはおすすめ。
ナチュラルな雰囲気に仕上がる
植物由来の染料が配合されているオーガニックカラーは、優しい色味でナチュラルな雰囲気に仕上がります。
ハイトーンや濃い髪色よりも、肌なじみの良い自然なカラーが好きな方におすすめ。
学校や会社の規則で明るく染められない方や、大きく印象を変えたくない方にもピッタリです。
黒染めができる
オーガニックカラーは暗めの色味が得意なので、黒染めにもおすすめ。
通常のカラー剤で黒染めすると、真っ黒になってしまい違和感を感じることもありますよね。
ですが、オーガニックカラーはナチュラルな染め上がりが特徴のカラー剤。
自然でツヤのある黒髪に仕上がります。
5トーン以下の髪色にすることも可能なので「面接があるから自然な黒髪にしたい」という方にもおすすめです。
5トーンの明るさは?
地毛に近い自然なブラック。
オーガニックカラーと他のカラー剤の違いを比較
オーガニックカラーと他のカラー剤を比較しました。
オーガニックカラーと他のカラーの比較表
種類 | オーガニックカラー | 白髪染め | イルミナカラー | ヘナカラー |
---|---|---|---|---|
天然染料 | ||||
色の種類 | 普通 | 多い | 多い | 少ない |
ジアミン | ||||
色落ち | 1か月程度 | 1か月程度 | 1カ月程度 | 1ヶ月半程度 |
匂いの強さ | 弱い | 強い | 強い | 強い |
オーガニックカラーや白髪染め、イルミナカラーは髪の明るさや色味を表現しやすい一般的なカラー剤。
ヘナは植物の力で染める植物性カラー剤で、髪への負担を最小限にして染められます。
ただヘナには髪を明るくする力がないので、明るい髪色が好きな人には不向き。
「髪ダメージの少なさも好きな髪色もゆずれない!」という方には、オーガニックカラーがおすすめです。
オーガニックカラーがおすすな人
- カラーの刺激やダメージが気になる
- ナチュラルに髪を明るくしたい
- ちらほら白髪も染めたい
ナチュラルな染め上がりが特徴のオーガニックカラー。
気になる白髪も染めつつ、天然由来成分で髪にツヤを与えてくれます。
上記に当てはまる方は、ぜひオーガニックカラーを試してみてください。
【Q&A】オーガニックカラーに関するよくある質問
白髪染め専門の美容院でオーガニック(organic)カラーは取り扱いありますか?
白髪染め専門の美容院でも、オーガニックカラーの取り扱いはありますよ。
オーガニックカラーとイルミナカラーはどちらが色落ちしやすいですか?
オーガニックカラーとイルミナカラーの色落ちは同じくらいです。
どちらも1カ月程度色持ちします。
オーガニックカラーは明るめと暗め、どちらが得意なカラー剤ですか?
オーガニックカラーは暗めのカラーが得意です。
仕上がりもナチュラルなので「自然な髪色にしたい」という方におすすめ。
反対にハイトーンカラーを入れる場合は、あらかじめブリーチしてから染めます。
メンズでもオーガニックカラーで染められますか?
メンズの方にもオーガニックカラーはおすすめですよ。
ぜひ美容師さんに相談してみてください。
オーガニックカラーでブルーブラックや濃いめのアッシュに染めることはできますか?
オーガニックカラーは暗い色味が得意なので、ブルーブラックや濃いアッシュに染められます。
ブルーブラックに染めるにはブリーチで髪を明るくし、オーガニックカラーで色味を足すときれいです。
オーガニックカラーでラベンダーグレージュで染めることはできますか?
オーガニックカラーでも、ラベンダーグレージュに染めることは可能。
ただベースの髪色や髪質によっては、ブリーチや回数を重ねる必要があります。
明るい髪色の方や細い髪の方は、比較的色が入りやすいです。
白髪染めできるオーガニックカラーは市販で買えますか?
市販で購入できるオーガニックカラーは調査した結果、見つかりませんでした。
オーガニックカラーでピンクブラウンに染めることはできますか?
オーガニックカラーでピンクブラウンに染めることは可能です。
ピンク系やブラウン系の色味を調合して表現できますよ。
ミルクティー系やオリーブベージュ系の色味が得意なオーガニックカラーを教えてください
赤みを抑えた透明感のある色味が得意な、ナシードカラーがおすすめです。
ミルクティー系では、フォギーベージュやシナモンベージュがあります。
オリーブ系も、オリーブグレージュなどトレンド感満載の色味がたくさん。
オーガニックカラーとハーブカラーの違いを教えてください
オーガニックカラーは天然由来のオーガニック成分、ハーブカラーは植物由来のハーブエキスを配合。
どちらも、一般的なカラー剤にオーガニックやハーブ成分を加えています。
「ダメージを抑えて染めたい」「ナチュラルな色味に染めたい」という方に人気です。
黒髪からオーガニックカラーで明るくすることはできますか?
オーガニックカラーでも黒髪を明るく染められます。
ナチュラルに仕上がるので「自然な髪色にしたい」という方におすすめです。
オーガニックカラーの白髪染めはどんなカラーラインナップ(色見本)?
白髪を染められるオーガニックカラーは、通常の白髪染めと似たカラーラインナップです。
白髪染め特有の臭いや刺激を抑えて、いつものカラーのように染められます。
【まとめ】オーガニックカラーの色見本を見て自分にピッタリを見つけましょう!
オーガニックカラーは天然由来成分を配合したカラー剤で、頭皮と髪のダメージをおさえて染められます。
- ダメージを抑えられる
- ツヤが出せる
- ナチュラルな雰囲気になれる
- 黒染めができる
化学成分が少なくナチュラルな髪色に仕上がるのも、オーガニックカラーの特徴です。
植物由来のオイルが配合されているものも多く、染めながら髪にうるおいを与えてくれます。
「髪ツヤをキープしながら好きな髪色を楽しみたい」という方は、ぜひオーガニックカラーを試してみてください。