ちらほら白髪はどうする?9つの対処法&対策を美容師が徹底解説
ちらほら白髪の対処法と対策を徹底解説していきます。
鏡を見ていると、どこからともなく現れた白髪。たった一本だけでも、気になってしまい「この白髪どうしたらいいの?」とお悩みの方も多いはず。
- ヘアカラー(おしゃれ染め)やハイライトで明るい髪色に染める
- 白髪だけを白髪染めする
- 数本だけなら切るまたは白髪隠しを使う
- 白髪対策できるシャンプーを使う
- ノンジアミンの製品で白髪を染める
- グレイヘアを楽しむ
多くの方が白髪染め(染毛剤)を使う方法を考えると思いますが、実は白髪染めが苦手な人は白髪染めを使わずに対処するのもおすすめです。
- 自分に合ったちらほら白髪の対処法を知りたい
- 白髪染め(染毛剤)を使うかどうか迷っている
- ちらほら白髪でもお洒落なヘアスタイルを楽しみたい
ちらほら白髪の対処法や対策を知って若々しくイメチェンしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ちらほら白髪はどう対処する?対策について美容師が解説
ちらほら白髪については、以下の方法で対処するのがおすすめです。
そもそも白髪が発生する原因は、髪の黒い色素を形成する「メラノサイト(色素形成細胞)」の働きが低下してメラニン色素が作られにくくなってしまうから。
一度低下してしまったメラノサイトの働きはそう簡単に戻るものではありません。
日常生活を見直しをしつつ、白髪を目立たなくする対策をこれから紹介するのでぜひ試してみてくださいね。
ヘアカラー(おしゃれ染め)で明るい髪色に染める
ちらほら白髪は、ヘアカラー(おしゃれ染め)で明るく染めて白髪をぼかすという方法もあります。
白髪があってもヘアカラーで全体を明るい髪色に染めてしまえば、白髪との境目がなくなるので目立ちにくくしてくれます。
カラーの種類も白髪染めと比較してバラエティに富んでいますし、カラーチェンジもしやすく髪のお洒落も楽しみやすいですよ。
ハイライトで白髪をぼかす
ちらほら白髪はハイライトで白髪をぼかすのもおすすめです。
また白髪染めは暗い色味が多いのが特徴ですが、白髪ぼかしハイライトはヘアカラーを使用して髪を染めるので、アッシュカラーなど白髪染めでは染められなかった色味を楽しむことが可能です。
全体的に明るい髪に染めるので、白髪との境目が目立ちにくく生え際白髪が目立ちにくくなるというメリットも。
頻繁に繰り返す白髪染めが手間に感じる方も、白髪ぼかしハイライトはおすすめです。
白髪だけを白髪染めする
「白髪染めで全体染するのはまだ少し早いかな?」と感じる方は、白髪だけを白髪染めするのもおすすめです。
地毛の色を活かしながら白髪染めができるので、仕上がりに違和感がなく白髪染めをしていることが分かりにくいのが大きなメリット。
ただちらほら白髪は髪全体にまばらに生えてきている方も多くので、セルフで白髪だけを染めるのは至難のわざ。
白髪だけを白髪染めをしたい方は、美容院で施術するのもおすすめです。
数本だけなら根元から切る
ちらほら白髪が数本だけであれば、根元から切ってしまうのもおすすめ。
ただし白髪は黒髪と比較して硬くて立ちやすい傾向があるので、中途半端に切ると髪が伸びてきた時にかえって白髪が目立ってしまうこともあるので注意が必要です。
白髪を切る時は白髪カット用のハサミを使用し、根元ギリギリでカットしましょう。
また、白髪染めをする予定の方は髪が短すぎると、白髪染めをはじいて染まりにくくなってしまうことがあるので注意してくださいね。
白髪対策できるシャンプーを使う
「ちらほら白髪をこれ以上増やしたくない」という方は、白髪対策できるシャンプーを使うこともおすすめです。
白髪を増やさないようにするためには頭皮環境を健康に保って、髪の黒い色素を作る「メラノサイト」にアプローチできるケアを心がけることが大切です。
白髪対策におすすめな成分
活性酸素の働きを抑えるヘマチン、メラノサイトの働きを活発にするメリタン、頭皮に潤いを与えるフコダインは人気の白髪ケア成分。
普段使っているシャンプーを白髪対策ができるシャンプーに変えるだけで、頭皮環境が整い白髪が生えにくい状態を目指せるのでぜひ試してみてくださいね。
ちらほら白髪を白髪染め(染毛剤)をしないおすすめの方法
ちらほら白髪を白髪染めする場合は、染毛剤は使わずに頭皮への負担が少ないノンジアミンの白髪染めを使うのがおすすめです。
白髪染め(染毛剤)にはジアミンという成分が配合されていて、1回の使用でちらほら白髪を対処できるかわりに髪や頭皮に大きなダメージを与えてしまいます。
ちらほら白髪を白髪染め(染毛剤)をしないおすすめの方法を順に解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
白髪染めカラートリートメント・白髪染めシャンプーを使う
ちらほら白髪を白髪染め(染毛剤)しない方法として、初心者さんでも使いやすいのが白髪染めカラートリートメント・白髪染めカラーシャンプーです。
普段使用しているトリートメントやシャンプーを、白髪染めカラートリートメントや白髪染めカラーシャンプーに変えるだけでいいので最近では、利用している方がとっても多いんです。
白髪染めカラートリートメントや白髪染めカラーシャンプーには、ノンジアミンで天然染料やオーガニック成分を配合したものもあり髪や頭皮へ優しく白髪ケアができます。
- 髪や頭皮にダメージを与えずにちらほら白髪を染めたい
- 初心者や不器用な人でも簡単に染められるものがいい
- 特別な準備もなく日常のヘアケアで済ませたい
- 保湿成分や補修成分で髪にツヤコシを与えたい
1回1回の染まり具合や色の定着度は白髪染め(染毛剤)より弱いかもしれませんが、何度も使用していくうちに半永久的に理想の髪色をキープできますよ。
ヘアマニキュアをする
ちらほら白髪を白髪染め(染毛剤)をしない方法として、ヘアマニキュアをする方法も人気です。
ヘアマニキュアも白髪染めトリートメントやシャンプーと同じく、染料を髪の表面にコーティングする白髪染めです。
染毛剤と同じように1回で染まりやすい一方で、地肌につくと着色してしまうというデメリットがあり生え際などのちらほら白髪には使うことが難しいです。
「生え際や顔まわりには白髪がない」「染毛剤を使わずに1回で白髪を染めたい」という方には、おすすめの方法ですよ。
ヘナカラーをする
ちらほら白髪を白髪染め(染毛剤)をしない方法として、ヘナカラーをする方法もあります。
ヘナは自然由来の着色成分で染める白髪染めなので、髪や頭皮へのダメージはほぼありません。
白髪染め=髪が傷むというイメージがほとんどだと思いますが、ヘナはダメージが少ないどころか髪のハリやコシを与えてくれるので、年齢髪が気になる方におすすめです。
メリットも多い一方で、化学成分ではないため赤みブラウンやオレンジなど色味が限定的で、白髪はオレンジっぽく染まりやすいという特徴も。
「植物由来の成分だけで白髪をケアしたい」「髪のハリコシをアップさせたい」という方には、おすすめの方法ですよ。
白髪隠しで一時的に隠す
ちらほら白髪を白髪染め(染毛剤)をしない方法として、白髪隠しで一時的に隠すのも有りです。
生え際や分け目の白髪が気になる場合は、メイクをするみたいに簡単に使用できるファンデーションタイプやボンボンパウダータイプがおすすめ。
顔周りなどの細かい部分はマスカラタイプやコームタイプ、スティックタイプなど、ピンポイントで塗れるタイプが便利です。
また、広範囲の白髪をカバーしたい場合は、スプレータイプだとシュッと噴きかけて一気にまとめて白髪隠しができますよ。
どのアイテムもメイクのような感覚で、お出かけ前にササッとできるので便利ですよ!
ちらほら白髪を気にしない生き方:染めないでそのまま白髪を活かしたヘアスタイルを楽しむ
白髪がある自分を受け入れ、自分らしく生きるグレイヘア”のスタイルもおすすめです。
例えば有名人の方だと弥生さんや近藤サトさんは自然なグレイヘアのスタイルでとっても素敵!
特に白髪の比率が多い方だとわざわざ白髪を染めなくても、ケアやセットをしっかりして白髪を美しく見せることも可能です。
白髪を活かしたグレイヘアのスタイルを楽しむことができれば、年齢に合わせて無理なく自然な美しさが演出できますよ。
白髪を染めないメリットについて解説
白髪を染めないグレイヘアには、以下のようなメリットもあります。
- 白髪染めによるダメージを回避することができる
- 白髪染めが必要ない分コストがかからない
- 年齢に合わせて無理なくお洒落感が出せる
白髪染めは頻繁に繰り返しする必要があるので、どうしても髪や頭皮に負担がかかってしまいます。
定期的に白髪染めをしていると、金銭的な負担も大きいですよね・・。
白髪を染めなければ白髪染めによるダメージは回避できますし、費用も抑えることができます。
ケアやセットをきちんとすれば、年齢に合わせて無理なくお洒落感を出せるのも白髪を染めない大きなメリットです。
【独自口コミ調査】ちらほら白髪の対処法について100人に調査しました
「ちらほら白髪が気になったらどうしますか?」とアンケート調査を実施。
1位は『ハサミで切る』でした。
上記の調査結果はインターネット調査(クラウドワークス)を用いて2023年8月23日~8月26日の間に行った合計100名の女性に対するアンケート調査をもとに、株式会社AWAが作成しました。本件に関しては、プレスリリース「【調査レポート】ちらほら白髪が気になったらどうしますか?1位は「ハサミで切る」でした!|株式会社AWAのプレリリース(prtimes.jp)」もご覧ください。
ちらほら白髪に関するよくある質問
ちらほら白髪をセルフケアする場合のおすすめアイテムは?
白髪が少ない場合は、脱色剤を使用しないカラートリートメントがおすすめです。
白髪染めとしての効果はもちろん、頭皮ケア成分や補修成分が含まれていてツヤやハリのある美しい髪に仕上がる点でも人気があります。
ちらほら白髪に悩んでいる30代におすすめの解決法は?
- 全体的に明るい色に染める
- 白髪だけをすくって染める
- ハイライトで白髪をぼかす
- 地毛に合わせて白髪染めをする
- 白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーを使う
いっそのこと全体を染めてしまうのも良いですし、白髪だけを染めたり、ハイライトで白髪をぼかしたりするのもおすすめです。
頭皮や髪への負担が気になる方は、白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーなどダメージの少ないアイテムを使用する方法もあります。
白髪も染まるオシャレ染めの市販おすすめランキングが気になる!
- カラリス
- ルシードエル ミルクジャムヘアカラー
- パルティ カラーリングミルク ヘアカラー
カラリスはヘアカラー診断で自分にあった色味を選択でき、髪質・髪の悩みによって自分にあった薬剤を処方してくれます。
また白髪の量もカウンセリングしてもらえるので、自宅でサロンで染めたような仕上がりを楽しめます。
ちらほら白髪染めのおすすめランキングが知りたい!
- 1位:マイナチュレ カラートリートメント
- 2位:クレイエンス クレイスパカラートリートメント
- 3位:KAMIKA 白髪染めカラートリートメント
1位の「マイナチュレ カラートリートメント」は色落ちを防ぐ成分が含まれていて、一度染めたカラーが長持ちしやすい点で評価が高い白髪染めです。
2位の「クレイエンス クレイスパカラートリートメント」は白髪を染めながら、頭皮ケアも両立できて髪や頭皮へのダメージが心配な方に人気があります。
3位の「KAMIKA 白髪染めカラートリートメント」は白髪ケアに良い成分も含まれていて、これ以上白髪を増やしたくない方におすすめです。
ちらほら白髪におすすめのマスカラは?
- セザンヌ ヘアケアマスカラ
- サロンドプロ カラーオンリタッチ 白髪かくしEX
- 式部染めヘアマスカラ
セザンヌヘアケアマスカラは1,000円以内で購入できるので、コスパがとってもいいアイテムです。
式部染ヘアマスカラは植物由来の染料を使用してるので、成分に拘った製品を使用したい方におすすめです。
ちらほら白髪をそのままにするのはどうなの?
ちらほら白髪をそのまま放置すると、年齢よりも老けて見られることがあります。
白髪はボサボサ感も出やすいので、髪そのものをサラサラ感やツヤ感が出るようケアをするのがおすすめです。
女性の場合は肌をしっかりケアしてメイクをを決めると、全体的に若々しく見せることもできます。
ちらほら白髪はどうするのが良いの?
- 全体的に少し明るい髪色に染める
- 地毛に合わせた髪色で白髪染めをする
- 明るめのハイライトを入れる
- 白髪だけをピックアップして染める
いっそのこと全体的に白髪並みに明るい髪色にしたり、地毛に合わせて白髪染めをしたりするのも有りです。
お洒落感を出すなら明るめのハイライトを入れる方法、地毛の雰囲気を大事にするなら白髪だけを染める方法をおすすめします。
ちらほら白髪におすすめのカラートリートメントは?アッシュはどうなの?
アッシュ系のカラートリートメントは赤みをほとんど含まず、比較的白髪に馴染みやすい色です。
赤みが出やすい髪質の方や硬い毛質の方、髪がペタッとしやすい方だと地毛に馴染みやすくてナチュラルに仕上がります。
ちらほら白髪におすすめの市販ヘアカラーランキングが気になる!
- 1位:ホーユー シエロ デザイニングカラー
- 2位:サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー
- 3位:ロレアルパリ エクセランス クリームタイプ
1位の「ホーユー シエロ デザイニングカラー」は質感カラー処方で、白髪も黒髪も綺麗に染まる点で高評価です。
2位の「サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー」はプロのスタイリストが開発した商品で、黒髪を鮮やかに艷やかに染め上げることができます。
3位の「ロレアルパリエクセレンスクリームタイプ」はヘアケア成分が豊富で、髪をしっかり染め上げながらダメージ毛のケアもできておすすめです。
白髪も染まるヘアカラーおすすめランキングが知りたい!
- COLORIS(カラリス)
- ルシードエルミルクジャムヘアカラー
- パルティカラーリングミルクヘアカラー
カラリスはパーソナライズで自分にぴったりのカラー剤を処方してくれます。
白髪の量もカウンセリングしてもらえるので、ヘアカラーのような色合いに仕上げたい方にもおすすめです。
白髪が少ない人の市販の白髪染めおすすめランキングは?
- 1位:ダリヤ サロンドプロ 無香料 ヘアカラー早染めクリーム(白髪用)
- 2位:ブローネ 泡カラー
- 3位:サイオス ヘアカラークリーム
1位の「ダリヤ サロンドプロ 無香料 ヘアカラー早染めクリーム(白髪用)」は、しっかり色が入りやすい上に色持ちも良い点で人気です。
2位の「ブローネ 泡カラー」は明るく自然な仕上がりが高評価で、髪や頭皮をいたわる成分が含まれています。
3位の「サイオス ヘアカラークリーム」は馴染ませやすいクリームタイプで、美髪ケアに良いアミノ酸が配合されている点でもおすすめです。
まとめ:ちらほら白髪はどうする?9つの対処方&対策を美容師が徹底解説
今回は、ちらほら白髪の対処法や対策について解説しました。
- ヘアカラー(おしゃれ染め)で明るい髪色に染める
- ハイライトで白髪をぼかす
- 白髪だけを白髪染めする
- 数本だけなら根元から切る
- 白髪対策できるシャンプーを使う
- 白髪染めカラートリートメント・白髪染めシャンプーを使う
- ヘアマニキュアをする
- ヘナカラーをする
- 白髪隠しで一時的に隠す
- 染めずに白髪を活かしたグレイヘアスタイルを楽しむ
1回の対策で髪色を長持ちさせたいなら、白髪染め(染毛剤)を使用するのがおすすめ。
ただし白髪染め(染毛剤)は頭皮に負担になりやすいので、ダメージが心配な方は白髪染めカラートリートメントやシャンプー・ヘアマニキュアなどを使うようにしましょう。
ちらほら白髪が数本だけなら白髪のみを染める方法や、これ以上白髪を増やさないように白髪対策できるシャンプーを使用するなど対策もありますよ。
ご自分のちらほら白髪の量・生活スタイルにあわせて、ぴったりの対処法で美しいヘアスタイルを手に入れてくださいね!