【ブリーチが色落ちしてきた時の染め直しや無料期間について】プロがアドバイス【対策も】
*一部プロモーション含みます
ブリーチの色落ちが気になるときの染め直しについて相談されることが多いので答えます。
各美容室、ブリーチでも従来のヘアカラーでも染め直しの無料期間があるので、それをうまく使うのがポイント。
ただ、ブリーチは元々色落ちの早い施術なので注意も必要です。
どんな時に無料で染め直せるか、その際の注意点なども踏まえて解説していきます。
初めてブリーチしたんだけど色落ちが早くてびっくり。
染め直ししたいけどできるのかな?
美容室でブリーチやカラーをして色落ちがあまりに早い時はお直しをお願いしましょう。無料で染め直してもらえます。
ただ、できない場合もあるのでご自身の状況と照らし合わせてよく確認してみてください。
- ブリーチの色落ちの染め直しについて
- ブリーチカラーが色落ちしにくい対策
ブリーチヘアで染め直しを考えている人にはぜひ見ていただきたいと思います。
もしもブリーチを染める頻度(間隔)についてお探しの方はこちらの「ブリーチの頻度・間隔について」をご覧ください。
\ダメージ髪もツヤ復活。しっとり滑らか/ >破格すぎてスグ終わらないか心配・・
ブリーチの色落ちと染め直しについて
まずはブリーチが色落ちする原理についてさらっとおさらいしましょう。
髪にはメラニン色素と呼ばれる皮膚や髪の色味をつかさどる部分(メラニン)が存在してます。
ブリーチは通常のカラーよりもメラニン色素を脱色するパワーが強いので、外国人の様な透明感や透け感など日本人のメラニンからは実現できないカラーリングを再現できます。
しかし、当然デメリットもあります。
【ブリーチのダメージをプロが解説】傷まないブリーチは嘘?【美容師解説】
綺麗なカラーリングができるブリーチは、元々の色素を極端に少なくするので色落ちが早いのです。
初めてブリーチしたんだけどすぐ金髪になった。
色落ちが早くて気になるけど染め直しできる?
予想よりも色落ちが早いと当然染め直ししてもらいたくなりますよね?
美容室にもよりますが、ブリーチの色落ちによる染め直しはほとんどの場合が快く引き受けてくれると思います。
しかし、ある程度の制限や規定などが美容室側によって設けられているはず。
なぜならカウンセリングの段階で美容師もブリーチが色落ちが早い旨などは伝えてあるはずだからです。
※参考 蛍光で見る毛髪の構造とダメージ*
ブリーチの色落ちで染め直しができるパターン
美容室の制限などにもよりますが、ブリーチの色落ちで染め直しができるパターンについてお話します。
希望の明るさ・色味よりも色が薄い
カウンセリングの時に希望した色や明るさと違う場合です。
ブリーチの施術は結構難しく、カラーの調整が少しずれるだけで発色が全然違うものになったりします。
美容師側としても「思ったより色が薄い・明るさが違う」などの失敗は避けたいのですが、髪質による難易度や初来店の人は履歴がわからないので難しかったりもします。
美容院に行ってから1週間~10日以内で色落ちしてきた
ほとんどの美容室が染め直しの期間をこれくらいに設定しています。
お店で見たときは思った通りだと思っていた
自宅で見たら全然違う!
などは美容室のお直しでもかなり聞くあるあるパターンです。
違和感を少しでも感じたら担当美容師に相談してみましょう。
ブリーチが色落ちしても染め直しできないパターン
ブリーチが色落ちしてきて気になっても染め直しできないパターンもあります。
やっぱり別の髪色にしたい場合
美容師の提供する髪色や髪型は、ごはんや服などと違い明確に形のあるサービスではありません。
例えば、ごはん屋さんでステーキを頼んで食べた後にやっぱりハンバーグに代えることは不可能ですよね?
それと同じように、仕上がりの髪色そのものを変える染め直しは別料金がかかる可能性大です。
期間がしっかりと立っている
先述したように美容室にはお直しが言える期間というものが設定されております。
美容室が定めている直し期間を越えての染め直しは基本的に不可能なのでしっかりと確認しましょう。
「ブリーチ」→「色落ち」→「染め直し」を検討する前に
ブリーチの色味や明るさが全く希望と別物になった時は染め直してもらうのがよいと思います。
色落ちを良くするためのケアをできているかチェックしていきましょう。
【要チェック】こんなケアは色落ちを早める
- ドライヤーで髪を乾かさない
- シャンプーは適当なものを使っている
- 紫外線が強い日でも対策しない
上記のような自宅での手入れ不足でさらに色落ちしやすくなってしまう場合も。
あなたのブリーチの色落ちは日常のケア不足が原因である可能性がも充分に考えられます。
そもそもブリーチ自体が他のカラーよりも色持ちが悪いカラー技法。
これらを改善することがブリーチの綺麗な色味でいられる期間を伸ばすことができるのです。
ブリーチの色落ち対策1ヘマチンシャンプーを使う
ブリーチの色落ちを遅らせるために絶対に取り入れたいのが「ヘマチンシャンプー」
なぜならヘマチンにはカラーの色持ちをアップさせる効果があるからです。
サロントリートメントにも使われる成分です。
ブリーチの色持ちを少しでもよくしたいのであれば絶対に取り入れましょう。
ブリーチの色落ち対策2ムラシャンを使う
ブリーチ毛にはこちらも必須アイテム!
ムラシャンとは紫色のカラーが入ったシャンプーの略称です。
色落ちをかなりごまかせるので下記のような流れで使うのがおすすめ。
従来のシャンプーを使うよりもヘマチンシャンプーで色持ちアップ。
色落ちがしないようにケアした上でムラシャンで色を入れる。
ムラシャンは数日おきで良いので、ヘマチンシャンプーと併せて使う。
ブリーチしている髪は色落ちすると黄ばみが気になりますし、はっきり言って綺麗とは言えません。
しかし、黄色の補色である紫を足してあげることで黄色味は緩和されてベージュっぽい色味になっていくのです。
黄色味を撃退してくれるムラシャンはブリーチ毛には欠かせない存在です。
ただ、注意なのがムラシャンはあくまでも色を入れるシャンプーであって色落ちを遅くするものではありません。
ブリーチやカラーが色落ちしてきた時の良くある質問
色落ちしてきた時にセルフでするにはどうすればよいですか?
ブリーチの色落ちをセルフカラーで対策する場合、使う剤はカラートリートメントかマニキュアなど表面に色素が付着するタイプのものならOKです。
セルフでのブリーチ、ブリーチ毛にカラー剤で色を入れるのはサロンのみでにしておきましょう。
もれなく髪のダメージが限界を迎えます。
ヘマチンシャンプー以外にも色落ちしにくいシャンプーはありますか?
本格的な色落ち対策にはヘマチンシャンプーがおすすめですが、洗浄力の穏やかなタイプ、カラーケア成分配合のタイプであれば適当に使うシャンプーよりも色落ちを穏やかにすることができます。
色落ちしない、遅らせるために自宅で気を付けることはありますか?
ブリーチに限らずカラーやパーマ処理の際には自宅で残留成分を除去することでその後のダメージ、色落ち対策になります。
先述したヘマチンシャンプーが効果的ですが、その他にも
- お風呂上りには髪をすぐ乾かす
- コテの高温に注意
- 紫外線対策
なども挙げられます。
上記は髪の負担だけでなくキューティクルを開けてしまい色素の流出を早めます。できる限り対策しましょう。
ブリーチ色落ち染め直し【まとめ】
まとめるとこんな感じです。
ブリーチはメリット・デメリットがかなりはっきりとしているので色落ちがよっぽど気になる人はしないのも手かもしれませんね。