【ヘアアイロンは毎日してもいい?】縮毛矯正・ストレートパーマをかけるのとどちらが痛む?
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毎日のおでかけ前にヘアアイロンでヘアセットしているけど髪への負担が心配…お手入れは簡単になるけど、ヘアサロンでの縮毛矯正やストレートパーマは髪を痛ませないの?
結論から言うとどちらも髪のダメージはあります。
- ヘアアイロンを毎日使うのと縮毛矯正どちらが痛むの?
- ヘアアイロンを毎日使っても大丈夫な方法が知りたい
ただ、縮毛矯正やストレートアイロンは一発で数カ月は綺麗なツヤツヤな髪でいられる反面髪にとっては大きい負担にも。
反対にヘアアイロンにも熱と摩擦のダメージがあるので一概にどちらの方が痛むとは言えないのです。
ただ、これは使い方によっても変わります。
- ヘアケアマイスター最高ランクマイスター取得
- 色彩検定3級
- MEDULLA公認スタイリスト
- 青山のサロンで7年間実績を積み、2015年に銀座ROOMSの立ち上げメンバー
サロンワークの傍ら、豊富な撮影経験でスタイリングに定評あり。様々なヘアアイロンを実際にお客様に提案してきた歴10年越えのベテラン美容師。
今回の記事ではヘアアイロンのダメージに詳しい歴10年以上のベテラン美容師の藤原さんにも監修いただきました。
ヘアアイロンを毎日するのと縮毛矯正はどちらが痛む?
結論から言うとどっちが痛むかというのは非常に難しい問題で、どちらも痛みます。
まずは、髪の毛が痛む理由について簡単に知っていきましょう。
ヘアアイロンを毎日使うと髪の毛が痛む理由
ヘアアイロンには熱と摩擦のダメージが加わるので毎日ヘアアイロンを使用している人ほど髪の毛は痛んでしまいます。
熱
ヘアアイロンの仕組みは、高温の熱をあてて髪の毛の水分が蒸発し乾燥することで形付けるというもの。
髪の毛の主成分であるタンパク質は熱に弱く、高温の熱で性質が変わることによって髪内部が空洞化し、硬く脆い状態になってしまいます。
また乾燥して水分不足状態になることも、パサつきの原因やまとまりにくい髪の毛に繋がっているのです。
摩擦
ヘアアイロンは髪の毛を挟んで使用するため摩擦が生じます。
この摩擦が髪の毛の表面を覆うキューティクルがはがれる(崩れる)原因となり、枝毛や切れ毛などの痛みに繋がっています。
毎日ヘアアイロンを使用することで熱と摩擦のダメージは蓄積されてしまいます。そのため、一度だけでは気にならない傷みも継続することでダメージが蓄積し髪の毛トラブルの原因になってしまうのです
縮毛矯正・ストレートパーマで髪の毛が痛む理由
縮毛矯正やストレートパーマのダメージの代表には【薬剤】と【熱】があります。
仕組みとしては、髪の毛の主成分であるタンパク質を一度【薬剤】で切り離し【熱】を利用し髪の形を整えたあと、再び【薬剤】でつなぐことでまっすぐにしているのです。
薬剤
髪の内の成分を切り離したり、結び付けたりする強い薬剤を塗ることによるダメージはかなり大きいです。
そもそも薬剤によって髪内部を破壊して形を作り変えてしまうものなのでストレートアイロンの非にならないダメージを一度で受けます。
定期的に繰り返していたり、短いスパンで繰り返すとダメージは相当なものに。
熱
熱に関してはヘアアイロンと同様の理由ですが、薬剤で髪内部の形状が変化した状態の髪に高温でしっかり満遍なくあてるため一度に受けるダメージは大きいと言えます。
縮毛矯正・ストレートパーマの場合は一度で2〜3ヵ月は効果があるため、日々蓄積するダメージは少ないですが一度のダメージが大きく痛む理由です。
結論|ヘアアイロンを毎日使うのがおすすめな人と縮毛矯正がおすすめな人
ヘアアイロンと縮毛矯正のどちらもダメージがあることはお分かりいただけたと思います。そのうえでどっちがいいんだろうと悩んでいる人に決める際のポイントをお伝えします。
どちらもダメージがあるので、結局はその人次第。
髪質次第です。
ただ、ダメージの受け方は全然違い、一度で大きなダメージを受ける縮毛矯正と毎日少しずつ髪が痛むヘアアイロン。どちらが自分の髪に合うか見極める必要があります。
ヘアアイロンで補えない程のくせ毛、剛毛、もしくは毎日ヘアアイロンをかけるのが面倒だという人には縮毛矯正やストレートパーマがおすすめ。
逆に、ヘアアイロン程で素早く治せる程度のくせ毛ならヘアアイロンを使う方が髪の負担は少ないと思います。
というのも美容室で縮毛矯正する時と違い、自分でヘアアイロンを通すときは美容師がヘアアイロンを扱うときのように細かい毛束で行わないですよね。
一度で多い毛束をまとめてアイロン操作するはずです。
自宅でのヘアアイロンのかけかたと美容室でのヘアアイロンのかけかたには違いがあるので、縮毛矯正でしかどうしようもないレベルの剛毛くせ毛じゃない限りはヘアアイロンの方が少しダメージは少ないのでは?と思います。
勿論、使い方なども重要です。
毎日使いたい!高頻度でヘアアイロンをかけても大丈夫な方法
毎日ヘアアイロンを使いたい人用に、使っても大丈夫な方法をお伝えします。
- 夜にはヘアアイロンをかけない
- ヘアアイロンの温度調節に気を付ける
- ヘアアイロン前にオイルをつけない
- ダメージの少ないヘアアイロンを使う
夜にはヘアアイロンをかけない
朝の準備時間短縮のために夜のうちに一度ヘアアイロンをかけているという方はいませんか?
これは髪の痛みを考えると、出来れば避けたいケースの一つです。
寝ている間にも枕と髪の毛の摩擦は避けられず、寝ぐせやうねりが出来てしまい、結果朝もヘアアイロンでセットする…という可能性が大きいです。
夜も朝もヘアアイロンを使うということは、ダメージを受ける頻度が増えてしまいます。
夜のヘアアイロンはかけないで朝の一度で整えるようにすることで、少しでも頻度を減らす工夫になります!
例えば絹女(KINUJO)
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ヘアアイロンの温度調節を気を付ける
ヘアアイロンを使用する際には180℃以下に設定しましょう。
熱に弱い髪の主成分タンパク質の性質が変わる(内部空洞化や硬化)温度は、乾いた髪で約130℃です。そのため変性を防ぐには、ヘアスタイリングは130℃以下の温度で行う必要があります。
熱したヘアアイロンを髪の毛にあてる際には、温度の低い髪の毛に熱が瞬時に吸収され約50℃下がります。具体的な数字でいうと、150℃に設定されたヘアアイロンを髪の毛にあてる時には100℃になるということですね。
上記の「130℃以下でのスタイリングが好ましい」「髪の毛に当てる際には50℃ほど熱が下がる」の2点の知識を合わせると、180℃以下に温度を設定すると変性を防げることになります。
低温で何度もヘアアイロンを通すこともダメージ蓄積の面で好ましくないため、180℃以下に設定し一回で整えられる温度で素早く仕上げることが痛みを最低限にするポイントです。
ヘアアイロン前にオイルは付けない
ヘアアイロンをする前にヘアオイルを付けることは避けましょう。
水やオイルで濡れた髪にヘアアイロンを当てることはキューティクルの崩れにつながるため、ダメージの原因になります。
ヘアアイロンをする前はしっかり乾いた状態がベストです!
ヘアオイルをヘアケアとして効果的に使用するには、ドライヤー前の濡れた髪に付けましょう!
上記表を見て分かる通り、髪の毛は濡れている状態の方が熱に弱く傷みやすい状態です。コテ前の使用と書かれたオイルやミルクには髪の毛をコーティングしてくれる成分が入っている事がほとんどで仕上がりはツヤも出て、滑らかに。
だけど、毎日それを繰り返していくと髪の毛の内側はボロボロに痛ませてしまっていたということになりかねません。
へアオイルやミルクといったアウトバス商品にはコテ前使用のものもありますが、必ず乾かす前に使って、乾燥状態でコテを使用するようにしましょう。
痛まない(痛みにくい)コテ・ヘアアイロンを使う
最近では一口にヘアアイロンといっても多種多様。ダメージが少なく痛みにくいものを選びましょう。
痛まない(痛みにくい)コテ・ヘアアイロンの特徴
- 温度調節が細かくできる
- プレート素材が滑らか
- ダメージケア機能が搭載されている
ヘアセットと同時にケアできる機能があるかどうかも、購入時のチェック項目にいれておくと良いでしょう。
温度調整が細かくできる
ヘアアイロンでの痛みの原因である熱ダメージを軽減させるため、温度調節機能は必須と言えます。低温から高温まで選択の幅が広いとよりダメージを削減する工夫ができます。
プレート素材が滑らか
ヘアアイロンでの痛みの原因である熱ダメージを軽減させるため、温度調節機能は必須と言えます。低温から高温まで選択の幅が広いとよりダメージを削減する工夫ができます。
プレート素材が滑らか
摩擦ダメージの軽減には、髪に直接触れるプレート素材が「チタン」「セラミック」「テフロン」などの滑らかなものを選びましょう。
各素材の特徴を知っておくと購入時に参考になるでしょう。
チタン
熱伝導性が高く素早くセットできる。摩擦が少ない。価格は高め。
セラミック
熱伝導性が高く素早くセットできる。チタンに比べると摩擦が多い。耐久性があるため長持ち。
テフロン
滑らかで摩擦が少ない。加工が剝がれやすく耐久性が弱い。
毎日使っても大丈夫(痛みが少ない)なコテ・ヘアアイロンの記事はこちら
ヘアアイロンを毎日使いたい人のよくある質問
毎日前髪をヘアアイロンしていたら痛んでしまいました。対策を教えてください。
高温でスタイリングするヘアアイロンは毎日すると傷んでしまいます。また、傷んだ髪は元には戻らないので次から傷まないように工夫してあげることが必要です。
「痛みにくいヘアアイロンを使う」「濡れた状態でヘアアイロンを使わない」「温度調整を細かくする」を気を付けてやってみてください。
毎日ヘアアイロンを使っているとはげるって本当?
ヘアアイロンは髪の毛を熱で形作るアイテム。毛根にはなんの影響も与えないのでヘアアイロンを毎日使っていても剥げることはありません。
まとめ|【ヘアアイロンは毎日してもいい?】縮毛矯正・ストレートパーマをかけるのとどちらが痛む?
手軽にスタイリングできるヘアアイロンも、選び方や使い方次第でダメージは軽減させることが出来ます。
今回の内容「髪の毛の知識」と「ダメージ軽減の対策」を踏まえて、髪型も髪の毛も理想の状態を手に入れましょう
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